なんとか観ることができた。上映時間チェック中、4/1映画の日割引対象であることに気付いてちょっと悲しくなったので、無理矢理3/31に観に行くことに..
もともと8ミリカメラで撮られた映像、それも映画監督でも何でもない素人編集の映画。凝った映像があるでもなく練りに練った脚本があるでもない、ザラザラした雰囲気の映像が続く。
が、退屈な映画ではない。80分間の中で、初のアメリカ売り込み手作りツアーから世界制覇を成し遂げ解散に至るまでがテンポ良く描かれている。音楽はもちろんポリス、よく知る楽曲なのに非常に印象に残る心地よい編集。この辺は、映画音楽の道に進んだスチュアート・コープランドの手腕なのか..
バッテリー切れ寸前で捉えられた「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」の出だしをチェックする様子。薄れゆく画像、ゆらゆらと遠くなっていく音、神々しく輝いていたのが印象的でした。
万人にお勧めできる映画ではないですが、かつてポリスに熱中したことがあるのならば観て損のない映画です。
参考:
ポリス インサイド・アウト(公式サイト)
スチュワート・コープランド インタビュー
「天才ドラマー スチュアート・コープランドに聞く(前編)」
http://www.nikkeibp.co.jp/lc/jidai/070322_copeland/
ポリス インサイド・アウト (JAPAN EDITION)
(Amazonでもう予約受付中なのね..)